デッサンに興味があり、これから勉強としようと思っている人はいませんか?
美術が好きで、自分でも絵を描いてみたいと思っている人はもちろん、デザインや建築に関心がある人もいるでしょう。
そういう分野に興味があり、「勉強してみたい」とか、「専門の仕事についてみたい」と思っている人なら、デッサンが気になっているかもしれません。
なんといっても、美術やデザイン、そして、建築を学ぶには、デッサン力が必要不可欠だからです。
また、そのような分野の専門学校や美術大学に進もうとしている人にとっては、入学試験などにデッサンがあるかもしれません。
デッサンに興味があり、すぐに始めてみようと思って、さっそく実行できる人は、少ないと思います。
おそらく、見本となっているデッサン作品を見て、「どのように描けばいいのか?」、「はたして自分で描けるようになるのか?」と、自信がない人の方が、多いと思います。
私自身もそうでしたし、なんとなくデッサンについては、ビクビクしていました。
おそらく、この段階で、あきらめてしまう人が多いでしょう。
なんだか難しそうだし、どうやればいいのかも、わからない。
自分には、あんなに上手にデッサンを描くことができない。
やっぱり、デッサンや絵を描くのは、才能の問題なんだ、と。
ただ、中には、あきらめきれない人がいると思います。
なんとか、デッサンを上手くなる方法がないものか、と考え、悩んでいる人です。
そういう人に、ぜひ、お伝えしたいのが、デッサンには、「心構え」と「考え方」が大切だ、ということです。
これらを理解することで、デッサンを学ぶ準備ができます。
その後に、描き方や表現のテクニックを身につけていった方が、スムーズに進みますし、効率的に学ぶことができます。
「心構え」とは、「そもそも、デッサンとは何か?」、「なぜ、デッサンを学ぶ必要があるのか?」といった基本中の基本のことです。
そもそも、この部分を理解できていないと、せっかくデッサンの勉強にチャレンジしても、挫折しやすいのです。
また、「考え方」とは、「どのように、デッサンを描いていけばいいのか」という思考法のことです。
デッサンは、見たままを、そのまま描けばいい、というわけでもありません。
かたちのとらえ方から、影のつけ方、そして、質感の表現の仕方など、どのように考え、どのようにすればいいのか、ということを、理屈として知っておく必要があるのです。
こうすることで、いわば、頭の中に、何本もの思考回路ができますから、あとは、具体的な表現方法を学び、実践を重ねていくだけなのです。
そういったデッサンの「心構え」と「考え方」について、私なりにまとめてみました。
よかったら、ぜひ、読んでみて下さい。
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