グラフィック・デザインにおいて、現在、その主な活躍の場は、広告デザインです。
そのため、グラフィック・デザインをするなら、やはり、ある程度、広告に対する知識が必要です。
グラフィック・デザインを専門とする人間が、広告デザインにたずさわると、やはり、どうしても、そのビジュアルに、こだわってしまいます。
もちろん、それも当然で、そのビジュアルこそが、デザイナーの担当と言ってもいいでしょう。
しかし、これは、私も経験したから言えるのですが、ビジュアルだけで、広告デザインを良くしようと思うと、なかなか、うまくいきません。
どんなにきれいで、目を引き、素晴らしいものになっても、それが、広告として、良いものかどうかというのは、決まらないのです。
私も、いくつも広告デザインを作ってきました。
そして、自分でも満足がいき、営業さんやクライアントさんも了承してくれたのに、広告の反応がイマイチだった、という経験が、何回もあります。
そうなると、せっかくの広告費が無駄になってしまいます。
ただ、大手のクライアントだと、それでも、まだ余裕があります。
しかし、小さな会社や個人事業者の方からいただいた仕事となると、さすがに影響は大きく、最悪、その後の広告の仕事がなくなる、ということにもなりかねません。。
そういうことが、何度か続いたので、さすがに私も、なぜだろうと思い、広告について、勉強するようになりました。
そんな中、ベテランのグラフィック・デザイナーの方から教えていただいたのが、コピーライティングの重要性でした。
コピーライティングというのは、簡単に言ってしまうと、広告文のことです。
そのコピーライティングの出来によって、広告の効果、というのは、大きく変わってきます。
いかに見た目がきれいでも、それは、お客様の関心は引き付けるものの、その次の購入するという行動までつなげることは、できません。
お客様の心を動かし、行動させる大きな原動力となるのは、やはり、言葉であり、コピーライティングなのです。
また、なんといっても、コピーライティングは、広告のコンセプトと大きくかかわってきます。
そのため、広告において、コピーライティングは、なくてはならないものなのです。
もし、今、広告デザインをしているけれども、反応や効果が今一つだ、という悩みを抱えている方は、ぜひ、コピーライティングについても、考えてみてはいかがでしょうか。
きっと、デザイン以外の解決のヒントが見つかると思います。
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