デッサンのポイントをまとめたのが、こちらの講座レポートです。
このレポートには、デッサン上達に役立つアドバイスを、いくつも集めました。
そのため、読んでいただきたいポイントは、いくつもあります。
例えば、第2部の「デッサンをおこなう前の考え方」です。
その中の、第1章や第2章は、デッサンを学ぶうえで、基本となる考え方です。
まず、第1章では、線の使い方について説明しています。
鉛筆デッサンにおいては、まず、線を上手に描く必要があります。
力を入れず、柔軟な線を、自由自在に描けるようになることが理想です。
デッサンの初心者は、よく、一本調子の線で、全てを描こうとしてしまいます。
しかし、そうなると単調な絵になりますし、第一、表現の幅、というものが出てきません。
鉛筆という、ごくごく単純な道具で、存在感があり、印象的なデッサンを描くには、やはり、それなりの表現力、描写力が求められます。
その基本中の基本が、線の使い方なのです。
ぜひ、多彩な線を描けるようになり、それを自分のデッサンで、使いこなすことができるようになってください。
そして、線を重ねることで、面になります。
デッサンでは、これが影となります。
立体物を表現する場合、必ず影が出てきます。
そして、この影を、しっかりと描くことで、立体感や存在感が出てきます。
そのため、影は、デッサン習得には、不可欠の要素と言えるでしょう。
この影も、マスターするには、ちょっとしたコツが必要です。
あまりデッサンを描いたことがない人は、影を、とにかく真っ黒に塗りつぶしたりします。
または、均一になり、どの影も同じ濃さで表現してしまいがちです。
しかし、よくよく観察してみると、影にも濃さの違いがあり、微妙にグラデーションを形成し、変化があることがわかります。
上手な人は、その影の違いを、しっかりと表現することができます。
そうすることで、はじめて、きちんとした、上手なデッサンを描くことができるようになるのです。
このように、ワンランク上のデッサンを目指すならば、やはり、線と影を上手に描けるようになることです。
しかし、なかなか自分一人でやっていても、上達は難しいでしょう。
そのお手伝いができるようなアドバイスを、今回のレポートには、盛り込んでみました。
デッサンで困っていたり、悩んでいたりする方は、ぜひ、ご覧下さい。
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