いよいよ、本格的に紹介を始めた『デザインのためのデッサン講座(考え方・初級編)』ですが、みなさんに、ご好評をいただいています。
しかし、どのような内容なのか、なかなかお伝えするのが難しいため、「無料お試し版」も、ご提供中です。
今後は、さらに、内容について、詳しくご紹介していこうと思っています。
しかし、今回は、講座レポートを制作し終わって、感じたことなどを書いてみようと思います。
講座レポートの内容は、デッサンについての知識やテクニックについて書かれているのですが、「モノを作る」という点では、デザインと通じる部分があるように思ったからです。
そのため、制作を通しての私の感想なども、もしかしたら、みなさんのお役に立つかもしれないと思い、ちょっとだけ、舞台裏をお見せしようと思います。
そもそも、私は、デザイン書専門のネット古書店を運営しています。
そこでは、私がデッサンを学ぶ時に役立った本なども紹介しています。
しかし、古書のため、現在では、なかなか入手が難しく、多くの人にご提供できません。
また、古書といっても、そこで解説されているデッサン・テクニックは、今でも、十分、通用しますし、不変とも言えるテクニックも、数多く掲載されています。
それを、そのままにしておくのは、なんともおしい、いや、もったいない、と思いました。
また、古書店という職業柄、何冊ものデッサン本を、取り扱うことになります。
そうなると、いくつかの本で、共通して語られていることや、テクニックがあるのがわかりました。
これは、ある意味、デッサンにおいて、外せない重要な内容だから、どの本でも解説されていると感じました。
つまり、デッサンを学び、身につけるうえでのエッセンス、といってもいいでしょう。
こういう絶対にはずせないポイントを知ることで、デッサンを確実に身につけていくことができるのではないか、と考えました。
つまり、デッサン習得への最短距離を最速で進む、ということです。
もし、そういうレポートをまとめることができれば、現在、デッサンを学んでいる人に、きっと役に立つと思いました。
また、私も、経験がありますが、デッサンを学ぶことは、苦しく、難しく、なかなか思うようにいかないものです。
今現在、デッサンについて、悩んだり、苦手に思っていたり、不安を抱えている人もいることでしょう。
そういう人達のお役に立てば、と思い、今回、『デザインのためのデッサン講座(考え方・初級編)』をまとめてみました。
このように動機と目的がはっきりしていると、やはり、まとめやすいですね。
何かを作り出す時、なかなかうまくいかない、スムーズにいかない、という時は、けっこう、この点が、ぐらついていたり、不明確になっている時があります。
その場合は、振り返ったり、一歩引いて全体を眺めたりして、もう一度、「何のために作っているのか?」、「どこに向かおうとしているのか?」ということを、ハッキリさせた方がいいと思います。
また、今回は、文章のみで、デッサンのコツやポイントをまとめてみました。
正直、デッサンを説明する場合、図や写真などを使った方がやりやすいし、見る人にも、伝わりやすいと思います。
しかし、今回は、それよりも前に、そもそものデッサンに関する考え方を、理解しておいた方がいいのでは、と思い、あえて、文章でまとめてみました。
考え方を知らず、また、理解せずに手を動かしても、なかなか上達は難しいと思ったからです。
私にとっても、デッサンのコツを、文章で説明するのは、かなり難しくもありました。
しかし、なんとか、まとめおわってみると、自分自身のデッサンに関する見方や考え方が整理でき、スッキリした感じです。
あえて、表現手段を制限し、難しいことにチャレンジしてみる、ということも、新たな可能性を見ることができて、いいことだと思いました。
しかし、それが、はたして成功したかどうかは、わかりません。
ぜひ、みなさんに判断していただきたいと思います。
そのために、「無料お試し版」をご準備させていただきましたので、ぜひ、読んでみて下さい。
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