『デザインのためのデッサン講座(考え方・初級編)』ですが、完成記念特別価格の終了まで、残りわずかとなってきました。
⇒紹介ページは、こちらです。
ぜひ、一人でも多くの方に読んで欲しいので、この機会に、ご検討下さい。
今回のデッサンレポートを通して、お伝えしたかったことは、考え方の重要性です。
デッサンの場合、ついつい「見た目」の解説が優先されます。
つまり、実際に描いた見本やお手本をもとに説明して、この通りに描きましょう、というものです。
確かに、デッサンは、ビジュアルですから、このような説明は間違いではありませんし、王道とも言えるでしょう。
しかし、それですべての人が、デッサンが上達し、うまくなる、というものではありません。
実際、私がそうでした。
デッサンの解説書や、先生や先輩のお手本となる作品を見ても、では、自分で実際に、どう描いていけばいいのか、よくわかりませんでした。
もちろん、具体的な描き方も指導していただいたのですが、自分では、同じように手を動かしているつもりでも、ちっともデッサンが上達しませんでした。
そこで自分なりに調べたり、勉強したりしたわけです。
その結果、デッサンの実技試験で合格し、デザインの学校に入学できるレベルにまでは、到達することができました。
デッサンで重要なのは、描写力よりも前に、物の見え方、とらえ方を、マスターすることです。
つまり、これからデッサンで描こうとするモチーフを、客観的に見て、構造としてとらえる、ということです。
物の形を、うまく把握できるようになって初めて、では、それをデッサンでどのように描いていけばいいのか、ということがわかります。
このような、物のとらえ方、というのは、頭の中で考え、それを、デッサンとして、まとめていくわけです。
なんといっても、目の前の物は、現実のものですから、変わりがありません。
つまり、私が見ても、あなたが見ても、隣の人が見ても、みんな、同じ物が見えているはずです。
では、それを、デッサンを描くためにどのようにとらえるのか、という考え方、思考力が重要になってくわけです。
鉛筆デッサンの場合、描くための描写力で大事なのは、遠近法などによる立体感の表現と、影や質感の描き方です。
これは、手を動かして練習していけば、きっとマスターできます。
ただ、デッサンにおける考え方、というのは、手を動かすわけでもありませんし、目で見えるわけでもありません。
そのため、多くの人は、なかなか気が付かないし、気づくにしても、かなり時間がかかってしまうのです。
そこで、『デザインのためのデッサン講座(考え方・初級編)』では、なかなか気が付きにくいけれども、デッサンにおける重要な考え方について、まとめてみました。
これからデッサンを学んでみようという人はもちろん、なかなかデッサンが上達しなくて悩んでいる方にも、ぜひ、読んでいただきたいレポートです。
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