デッサンというと、あまり馴染みのない人にとっては、とても難しく感じるようです。
実は、私も、そうでした。
デッサンを学びはじめる前は、どうしたら、あんなにうまく描くことができるのか、ちっとも、わかりませんでした。
正直、自分には、無理なんじゃないだろうか、と思っていました。
しかし、デザインを学ぶために、美術系の大学に入りたかったので、デッサンを勉強し始めたのです。
それから、少しずつ練習していくと、だんだんと上達していきました。
そして、最終的には、なんとか合格できるぐらいのテクニックを、身につけることができたのです。
今から振り返って考えてみると、大きな転換点というか、一気に変化して、あっという間に上達した、という感じではありませんでした。
それこそ、階段を一段一段、登っていくように、小さな一歩を、繰り返し、重ねてきました。
そのため、自分では、それほど大変だった、という記憶はありません。
気がついたら、デッサンができるようになっていた、という感覚です。
今になって考えてみると、デッサンとは、小さなテクニックの積み重ね、ということがよくわかります。
テクニック自体は、それほど、難しいものではありません。
しかし、それらを、一つずつ、確実に身につけることで、少しずつ上達していくのです。
つまり、小さなテクニックやノウハウが、デッサン上達には、非常に大切だ、ということです。
例えば、鉛筆デッサンの時の、鉛筆の持ち方なども、小さいですが、大事なポイントです。
持ち方が間違っていると、きれいな線が描けませんし、強弱をつけることができないため、陰影を表現するのも難しいでしょう。
例えば、お箸の持ち方も、間違っていると、上手に動かすことができません。
スプーンやフォークの持ち方とは違った、お箸の正しい持ち方、というのがあるのです。
それと同じように、デッサン用の鉛筆の持ち方、というものがあります。
これを間違っていると、そもそも、デッサンを、きちんと描く、ということの前の段階で、つまづいている、ということになってしまいます。
そのように大切なことなので、私のデッサン習得レポートの中でも、「デッサンを上手に描くために、鉛筆の使い方をマスターする」という項目で説明しています。
このように、デッサンを上達するためには、小さなテクニックの重要性を知り、それを理解する必要があります。
小さいテクニックですので、きちんとがんばれば、比較的、容易にマスターできます。
そのようなテクニックを、積み重ねていけばいいわけです。
ぜひ、小さな一歩を踏み出し、二歩、三歩と、歩き始めて下さい。
その先に、デッサン上達という、ゴールがあります。
そのような小さなテクニックを、まとめてみたのが、こちらのデッサン習得レポートです。
コメント