ダイレクト・レスポンス・マーケティングとの出会い

 グラフィック・デザインの仕事をしていた頃、中小企業や個人商店の広告を、いくつも作っていました。

 大企業が大規模におこなう広告と違って、地域限定・期間限定の小規模なものです。

 しかし、その分、広告主さんと直接、お話したり、広告の反応も、すぐにわかったりしました。

 ただ、その当時、私は、あまり上手な広告を作ることが、できませんでした。

 中小企業や個人商店の方は、本当に少ない資金の中から、広告費を捻出してくれます。

 そのため、広告を制作するこちら側としても、やはり、反応があり、売り上げが上がって欲しいわけです。

 しかし、思ったように集客できない、ということが続きました。

 集客が伸びないので、売り上げが伸びず、その結果として、利益も増えません。

 そういう経験を繰り返すうち、もっと効果的な広告を作ることができないだろうか、と思うようになりました。

 小規模の広告の場合、どうしても「説明」が、主な内容になります。

 「どういう商品なのか」とか、「どういうお店なのか」とかの情報を掲載して、最後に、値段を見せる、といった、本当に基本的な情報を、伝えるのです。

 確かに、それでも、まったく何もしないよりは、宣伝になるのですが、大切なのは、それが、広告主の利益となって、かえってくるか、ということです。

 広告で結果が出ない場合、広告主の方が、非常に残念な表情をされるので、私も、なんとか、期待にこたえたいと思うようになりました。

 その後、広告制作の現場からは離れたのですが、広告に対しての興味は、ずっとありました。

 そして、現在は、ネットを通じてビジネスもしていますので、なんとか広告をうまく作りたいと思い、ずっと研究していました。

 その時に出会った手法が「ダイレクト・レスポンス・マーケティング」です。

 今では、広く知られている手法ですが、私が知った当時は、まだまだ大きな媒体を使うマスメディア広告が主流でした。

 しかし、この手法なら、小規模な事業者でも、効果的な広告を作れるかもしれない、と思い、自分なりに実践し始めたのです。

 その結果、以前とは違った「手ごたえ」というものを、感じることができるようになりました。

 「ダイレクト・レスポンス・マーケティング」というのは、お客様の反応を、直接、呼び起こすマーケティング手法です。

 いわば、結果を出すための広告手法であり、イメージや商品認知を前提としたマスメディア広告とは、違うものです。

 そのダイレクト・レスポンス・マーケティングにおいて、広告をどのように作り、運用していくか、ということに関しては、長い話になりますので、また、改めて、書きたいと思います。

 とにかく、広告の手法には、まだまだ、いろいろな手段があるので、デザイナーの方も、ぜひ、興味を持って、調べてみてください。

 そうすることで、良い広告、素晴らしいデザインができると思います。


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